研究発表

1 妊婦GBSスクリーニングに影響する因子についての検討
平成12年10月宮崎県母性衛生学会

 GBSとはGroup B Steptococcusの略で、B群溶血性連鎖球菌のことです。
この菌は健康な成人に対しては悪さをしませんが、病気の人、老人、赤ちゃん等
菌に対する防御力が低い場合に害をおよぼす菌です。
 産婦人科で問題となるのは、生まれたての赤ちゃん、新生児に感染が起こる場合です。
かなり重い感染症になることがあります。
 そこで、当院にて、妊婦さんを対象として、赤ちゃんがとおる産道に
GBSがいないかを調べてみることにしました。
結果

 1年間に242人の妊婦さんを調べ、19人(7.9%)にGBSを認めました。
季節でみてみると、春に多いという結果でした。
 GBS陽性の人には全員に感染の予防目的で抗生剤を投与し発症は0でした。



2 性器クラミジア感染症:現況からみた罹患傾向の検討
平成14年10月宮崎県母性衛生学会
 クラミジアは現在、性行為感染症(性病)の中で最も多いと言われている
性器クラミジア感染症の病原菌です。
 10代から20代前半にかけての罹患がピークと言われていて、子宮から卵管
腹腔内まで感染が及び、不妊症の原因になったり、エイズの原因ウィルスである
「HIV」との関連も指摘されています。

 平成13年5月より平成14年4月まで、当院外来を帯下感などで受診した
121人を対象にクラミジアの検査を行い, 陽性者がどれくらいいるかを調べました。
発表者/淵本さん
結果
 言われているとおりで、20代前半までの陽性率が最も高く18.5%でした。
また、高校生以下でも15.8%で早急な対策が必要と思われました。

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